今日は、
ハローワークの求人票で、

文章で表現される
最後の２つを
ご案内します。

この2つは、
求人票の右側の欄に
出てきます。

１．事業内容
２．会社の特長

の２つです。

印刷してみると
分かりますが、

字が小さく
読みにくく、
求職者にとって
読みにくいものです。

求職者に
スルーされるところです。

私も求職者時代には、
この２つの欄を読むことは
殆どありませんでした。

この2つは、
求人申込書からの
反映ではなく、

事業所登録シートの
裏面からの反映です。

事業所登録シートでは、
7欄と８欄となります。

事業所登録シートの
裏面のこの欄も手書き
記入ですが、

□のマスが、
1行に１５マスあり、
それが６行あります。

つまり、
合計で９０文字
書けるわけです。

ハローワークでは、
この部分は、ＯＣＲで
読み込んでいるのだと
思います。


では、
この事業内容と会社の特長は
求人票の画面と印刷面では

どういうように
表示されるでしょうか？

求人票の画面と印刷面は
同じだと以前に申し上げましたが、

この２つも同じで、
各欄は３行で表示されます。

そして、
１行が３０文字で
表現されています。

つまり、
事業所登録シート（裏面）の
記入欄の、

上から１、２行
（計３０文字）が
画面と印刷面の
最初の１行（３０文字）
となります。

次に、
上から３，４行目
（計３０文字）が、

画面と印刷面の
２行（３０文字）目
となります。

最後に、
上から５，６行目
（下から１，２行目）
（計３０文字）が、

画面と印刷面の
３行（３０文字）目
となります。

この２つの欄
事業内容と会社の特長の
記述の仕方は同じです。

６行のマスを
文章で分けて
書いてしまうと、

画面と印刷面に
出てくるときには
改行されて
出てきて、

全てが
表示されなくなります。

ところが、
この６行を１文で
書くと、
表示されるのです。

これは、
記入欄の２行が

画面と印刷面の
１行となる
仕組みのためです。

この仕組みを作った人は、
この欄を１文の文章で
書いて欲しいと
思ったのかもしれません。

さて、この２つの欄の
書き方ですが、

次のようにしては
いかがでしょうか？

画面、印刷面共に
字が小さく、

この欄の場所が
それほど目立つ位置
にないこと、

字数が９０字と
多く書けそうですが、

目一杯書くと
読みづらい
ということがあります。

それで、
ここでも、箇条書きで書きます。

事業内容と会社の特長の欄
のマスの書き方は、

○１，２行目を
　　１つのかたまりとして、

　　「記号（◇など）＋１９文字
　　＝２０文字」
　　以内で書きます。

　　求職者に、
　　一番伝えたいことを
　　箇条書きでまとめます。

○次に、３，４行目を
　　同じ１つのかたまりとして、

　　「記号（●など）＋２４文字
　　＝２５文字」
　　以内で書きます。

　　求職者に、
　　二番目に伝えたいことを
　　箇条書きでまとめます。

○最後に、５，６行目を
　　同じ１つのかたまりとして、

　　「記号（☆など）＋２９文字
　　＝３０文字」
　　以内で書きます。

　　求職者に、
　　三番目に伝えたいことを
　　箇条書きでまとめます。

　
この箇条書きで
書く内容は、

下書きをして、
まとめてから
書いてください。

事業所登録シートの
マス目に直接書くと、
伝えきらない
ことが生じます。

それから、
この２つの欄には
目一杯（９０文字）
で書いてはいけません。

画面や印刷面では
字が小さいので、

読みにくくて、
求職者が
読んでくれない
ことになります。

読みやすさには、
ある程度の空白と

箇条書きでの
読みやすさと、

記号を付すことによる
目立たせを行います。

そして、
ここで書き足りないことは、

「備考の欄」に
書きます。

それから、
この事業内容と
会社の特長の

写真付きの
もっと詳しいものは、

事業所情報表示の
添付１０枚に
詳しく書きます。

求人票（求人情報一覧も含み）は
文字情報です。

伝えられる情報には
限りがあります。

事業所情報表示には、
Ａ４で１０枚分の

会社情報や求人の情報を
載せることができます。

写真も図もイラストさえ
載せることができるのです。

最終的には、
ここへ誘導するのが
一番と考えています。

「事業所情報表示」については、
追って、詳しく
解説を致します。