さて、今日は、
求人申込書3欄の右に記載する
○必要な免許・資格
について見ていきましょう。
求人申込書の
必要な免許・資格の欄を見ると、
自由記述欄と
不問欄(縦線を引くのみ)
があります。
では、この自由記述に
何文字かけるのか
ということになります。
ここにも、マス目はありません。
書こうと思えば、小さい字で
何文字でも書けます。
私が試しに細かく書いてみると、
3行、計66文字
書こうと思えば書けます。
1行22文字です。
この必要な免許・資格は、
求職者がハローワークで最初に見る
求人情報一覧の画面では、
賃金欄の右の職種の下に
「免許資格」として出てきます。
3行X 9文字(1行)=27文字です。
次に求人情報一覧を
印刷した場合には、
必要な経験等欄の右側に
「免許資格」の欄で出てきます。
文字数で言うと、
4行 X 9文字(1行)=36文字です。
画面より1行多く出てきます。
求職者が求人情報を
チェックするにあたり、
確認するレベルが高い
内容ということが分かります。
では、求人票では、
どうでしょうか?
求人票では、画面と印刷面の
行数と文字数は同じです。
3行 x 28文字(1行) =84文字
入ります。驚きです。
求人申込書で私が小さく書いても
66文字書くのがやっとでした。
それ以上を反映することが可能なのです
しかし、この欄を最大に使っている
求人票を見たことがありません。
ここに目一杯書くほどの
ものがないのかもしれません。
しかし、もったいないことだと
思います。
では、求人申込書の
欄でどういうように書くか、
私のお勧めは、
この必要な「免許資格」は、
求人情報一覧の画面を最初に
見られるということ、
印刷して比較するという
求職者の行動パターンを考えて、
求人申込書の欄で、
(記号+8文字)を3行書く
というものです。
これで、求人情報一覧の画面
の3行X 9文字=27文字
として出せます。
次に、
求人情報一覧表の印刷面では
4行出せるので、
4行になるように工夫します。
では、この4行に何を
書くかということが大事になります。
例えば、
事務職で経理ができる人が
欲しい場合、
★簿記2級以上
☆弥生会計中級以上
★弥生給与中級以上■FP3級以上
とします。
○求人情報一覧の画面では、
1行目は、★簿記2級以上
2行目は、☆弥生会計中級以上
3行目は、★弥生給与中級以上
と出て、
求人申込書で書いた、
■FP3級以上は、
1行が9文字を越えるために
画面には出てこないことになります。
○求人情報一覧の印刷面では、
1行目は、★簿記2級以上
2行目は、☆弥生会計中級以上
3行目は、★弥生給与中級以上
4行目には、■FP3級以上
と出てきます。
4行目が表示される音になります。
○「求人票」の画面と印刷面では
どうなるかというと、
1行目は、★簿記2級以上
2行目は、☆弥生会計中級以上
3行目は、★弥生給与中級以上■FP3級以上
と出てきます。
求人票の印刷蘭には1行当たり
最大28文字入りますが、
ここでは最大に使うことを諦めます。
欄に余白があって、
3つの箇条書きで見やすくなります。
未経験者でも入社後教育する
というのであれば、
4行目には、
■経理教育体制あり
と入れれば、
いいのではないでしょうか。
「不問」なんていう味気ない表示から、
具体的欲しい資格表示にしてみませんか?
アイアイ社労士事務所
(ハローワーク求人専門)
代表 社会保険労務士:今村裕明拝