今日は「仕事の内容」について
お話をします。
お手元に、求人申込書と
求人情報一覧表と求人票を
準備して頂けると
分かり易くなります。
ここは、
求職者がどんな仕事かを
確認するところです。
まず、求職者は、
求人情報一覧表の
「仕事の内容」を見て、
自分が探しているもの、
自分に合っているもの
かどうかを確認します。
ここでマッチングすれば、
次の給与など気にかかる所を
見に行くことになります。
この「仕事の内容」は、
求人情報一覧表だと、
左から5番目に、
ほぼ中央に出てきます。
中央にあるということは、
大事なところだという位置づけ
だろうと思います。
今まで、多くの求人一覧表を
見てきましたが、
この「仕事の内容」の書き方が、
上手くできていないものが
結構多いのです。
求職者にしたら、肝心なところです。
それが、きちんと書けてなかったら、
次の欄を見る期待もしぼむし、
求人票を開かないかもしれません。
ですから、この欄はしっかり、
簡潔に書く必要があります。
求職者に分かり易くです。
では、この求人情報一覧表に出てくる
「仕事の内容」はどこから
引っ張ってくるのでしょうか？
そうです！！
求人申込書からです。
その3欄をご覧いただければ、
ここから来ているのが分かります。
では、求人申込書の3欄の
「仕事の内容」をご覧ください。
この欄は自書式になっています。
9行あり、ノートのような記入です。
1行の長さは、約８．９㎝です。
文字数だと、１cm幅に３文字入るとすると、
約２７文字が入ります。
そうすると、この欄には、
２７文字 x 9行＝２４３文字が入る
ことになります。
この欄を、
一生懸命全部と埋めたとします。
そうすると、
求人情報一覧表と
求人票の「仕事の内容」について、
どのように出てくるかを見てみましょう。
まず、端末の求人一覧表の画面ですが、
〇６行（1行12文字）で、計72文字が出てきます。
では、印刷した求人情報一覧表の
仕事の内容の欄は、
○4行（1行1７文字）で、計６８文字です。
求人情報一覧表の画面と印刷したものの
字数は72文字と６８文字で4文字違い、
それと行数が2行違います。
それでは、 求人票の画面では、
どんなになるでしょうか？
端末画面の仕事の内容の欄には、
○14行（１行32文字）で、計４４８文字
入ることが可能と数えれます。
これを印刷すると、
○11行（1行27文字）で、計２９７文字
が出てくると数えれます。
しかし、大元の求人申込書の最大字数が
約２４３字ですので、これが画面、印刷での
最大字数かと思います。
ただ、求人申込書で、字を小さく書けば、
もっと字数を増やすことは可能です。
何か不思議に感じられませんか？
前述をまとめますと、
「仕事の内容」の
*大元の求人申込書では、
○１行２７文字で、９行あり、
総字数で２４３字が可能です。
(字が小さければ、もっと可能です）
*求人情報一覧表の
○画面では、
６行（1行12文字）で、計72文字
○印刷すると、
4行（1行1７文字）で、計６８文字
となります。
*それでは、求人票では、
○画面では、
14行（１行32文字）で、計４４８文字
○印刷すると、
11行（1行27文字）で、計２９７文字
となります。
この３つ
（求人申込書、求人情報一覧表、求人票）の
行数、字数のアンマッチが、
求人申込者はしっかり仕事の内容を
記載したのに、
求職者には、画面や印刷で見ると、
仕事の内容が分かりづらい
という現象が起きる原因
となっていると思われます。
ここの書き方、画面や印刷への反映のし方を
よく分かっていないと、落とし穴にはまって
しまうことになります。
それでは、次回はここのところを
具体的にお話ししてみようかと思います。
ご期待ください。
以上
